From: melma00047438 七篠 <miyazaki_kyusatsu@chili.hot.co.jp>
Subject: 宮崎ワッチ!vol.8 いわゆる「突破者訴訟」他
Date: Thu, 19 Sep 2001 23:39:11 +0900
●いわゆる「突破者訴訟」
今や全文がサイトで読める(この点はすばらしいことですが(笑))、宮崎が
「私、コレでスパイを辞めました。」と嘯いているベストセラー、「突破者」。
ところがその最後に、こういう記述があります。
http://smartech_osaka.tripod.com/toppa/sec9j.html の最後
>本書第一刷刊行以来、思いがけず多数の方々から手紙や電話をいただき、
>お目にかかって話をうかがったりした。久しぶりに再会した旧知の方々も
>あったし、まったく未知の方々から暖かい言葉をいただき驚いたこともあ
>った。こもごも本書の感想を語って下さり、ご批評を賜り、多くの場合激
>励して下さったみなさまに対して、恐縮しつつ心からお礼申し上げたい。
>そのなかで、本書の記述に関して、事実関係をいろいろご指摘いただいた
>場合もあった。筆者の記憶だけに頼って書いた部分については、改めて思
>い出されたこともあるし、より記述を性格にする必要を感じさせられたと
>ころもある。増刷の際には、それらを取り入れさせていただきたいと考え
>ている。ご指摘に対して、改めて感謝申し上げたい。
>例えば、「突撃記者の群れ」の文中で動労を取材した際の同行記者を福冨
>弘美氏と記したが、福冨氏の抗議を受けて調査した結果、これは筆者の記
>憶違いによる事実誤認で、別の記者であったことが判明した。ここで、記
>述を訂正するとともに、福冨氏にお詫びしたい。その他、増刷に際して、
>若干の誤植を訂正するとともに、技術上許される範囲内で、事実関係をよ
>り正確にするために、若干記述を改めた箇所がある。さまざま寄せられた
>ご教示に深く感謝するとともに、今後ともよろしくご教示の程お願い申し
>上げる次第である。
>
>一九九七年一月 宮崎学
「ほう、宮崎が誤りを謝っているのだな。それじゃあんたらのネタにならん
のじゃないか?」とお思いの方、実はこれ、事後談があるのです。
この修正は、当の福富氏からの抗議で加えられたものですが、福富氏はこの
他にも、これまで売られた初版分について何らかの処置をとってくれ、と宮崎
に要求しました。
しかし宮崎はこれを断ってきたので、福富氏は謝罪広告と損害賠償を求め、
民事訴訟を起こしました。
そしてこの訴訟を通じて、宮崎は、まるで今回の「スパイ」問題で「会っ
てない」→「3回会った」→実は少なくとも5回以上は会っている、とくるく
る言い分を変えたのと同様、福富氏に対してもこの種の二転三転を繰り出して
来たのでした。
これ、初版の内容からしてムチャクチャです。
要約すると、
当時、週刊現代に在籍していた福冨氏とともに革マル派の幹部である動
労松崎を取材した帰りに、福冨氏が「革マルなんか殺されて当たり前だ」
と吐き捨てるように呟き、気色ばんだ革マルの連中に取り囲まれた。その
場は、宮崎がなんとか納めたが、原告について「こいつ、どういう奴だ」
と驚かされた。ところが、二ヶ月ほど後に、福冨氏が警視総監公舎爆破未
遂事件で逮捕された。「ほう、あいつ、そういう奴だったのか」と初めて
合点がいった。
という感じで、こりゃ別人だったらまさにひどい名誉毀損もいいところだな、
と思えるものです。
当然、宮崎も謝罪の上ここを増刷で修正した。
しかし宮崎は、裁判の過程で、今度は突然「この記述は事実である。週刊
現代のD編集に確認した」と言い出したのです。
D編集はこのようなことは言っておらず、宮崎のウソが暴かれました。
その後裁判所の職権により始められた和解協議では、宮崎は「謝罪の文言
や賠償額はお任せします」などと一転して投げやりな態度を採りました。
結局、この裁判は「被告は原告に迷惑をかけたことを謝罪し、解決金を支払
う。原告は謝罪広告の要求を取り下げる」というパターンで「決着」しました
が、宮崎が「これを出版したことで私は過去と訣別した」と高らかに宣言して
いるところの「突破者」本体にこのような杜撰な捏造があったこと、その後、
追及されるやn転(n>1)しながら右往左往してきたことは、まさに、この
「スパイ」問題をめぐる宮崎の杜撰な態度と直結しているものと言えますね。
なお、この裁判の詳細は下のURLで読めます。ぜひご一読を。
「突破者」オンライン版
http://smartech_osaka.tripod.com/toppa/sec0j.html
福富弘美「逃げる裁判官」
http://www.jca.apc.org/kokubai/hukutomi.html
◆焚火派掲示板から「宮崎スパイ問題掲示板」が分離独立
我々とともに9・2で決起した多数の仲間が所属している電脳アメーバ党派
「焚火派」に、久々に代表者小金井ゑびす氏が復活し、「宮崎問題はこっちに
隔離板作ったからそっちでやってくれ」ということになった模様(笑)。やはり
アメリカ問題を中心にいろいろ情勢が緊迫しつつあるので、こんなくっだらな
い問題(藁に板ログを取られてはたまらない、ということなのかも知れません。
これまで同板では、宮崎信者vs反宮崎者が延々とバトルを繰り広げてきまし
たが、これで一層、集中した議論ができると思います。
ぜひみなさんも議論を観察してみてください。
なお小金井代表は、我々の9・2の行動には全く参加も賛同もしていません
でしたが、我々の公開質問状には一賛同人として名を連ねてます。
焚火派宮崎スパイ問題掲示板
http://www1.sphere.ne.jp/takibiha/
焚火派掲示板
http://www66.tcup.com/6631/takibiha.html
焚火派
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/1330/
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